2008年5月14日水曜日

ウスリースク便り(51)


 O ロシア協会

 昨日、白山市ロシア協会の会長の松山さん他4名の方が、ウスリースク国立教育大学
を訪れました。人口約170,000人で、在留登録をしている日本人が、わずか2名なので、
ウスリースクを訪れる人は非常に少ないです。

 ヒポクラブのメンバーが、ホームステイで来ていることはあるようですが、まだお会いした
ことはありません。シベリヤ鉄道のロシア号の最初の停車駅がウスリースクなので、駅前で
写真を撮ったり、食料を買い込んだりしている日本人は多いようです。

 白山市のロシア協会の人たちは昨年に続いて2回目の訪問ですが、大学への訪問は
今回が初めてです。民間での交流を深めた上で、最終的には姉妹都市の締結を考えて
いるようです。

 今回、ウスリースク市に日露協会の支部が出来たこともあり、その表敬の意味もあった
ようです。ウラジオストクのロシア協会の副会長と、通訳が付き添っていました。以前交流
の深かったイルクーツクのかわりに、ウスリースク市との交流を深めたいとの希望がある
ようです。

 歓迎の意味もこめて、1年生のカーチャさんの朗読『バラが咲いた』、2年生の寸劇『大きな
かぶ』、3年生のネリーさんの暗誦『化け物を退治した猫』を楽しんでもらいました。その後、
日本茶とチョコレートで懇談、きょうはウスリースクの農業試験場の見学を予定していました。

 近い将来、ウスリースク市と白山市の交流が深まり、姉妹都市に発展するかもしれません。

 

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