2008年5月13日火曜日

ウスリースク便り(50)


  O 表彰状

 昨年の5月から、ウラジオストクの海洋大学の中にある、イースタン囲碁クラブに、月に2回碁の指導に行っています。一年のうち、ロシアに滞在している期間は9ヶ月間なので、延べ18ヶ月、36回指導に行ったことになります。

 週三回の活動日ですが、私の行った週は、日曜日の午前中もクラブを開くので、延べ日数にすると72回になります。往復に約5時間、海洋大学に一泊して帰るので、一回に約24時間かかります。若い人たちの上達の早いのは、驚くべきほどです。ロシアの囲碁界は、ルールも用語も挨拶もすべて日本語で行います。

 若い人たちの間に囲碁が普及し始めているのは、アニメの『ヒカルの碁』の影響大です。日本の囲碁クラブと違って、若い人と女性の多いのが特徴です。51番シュコラ小学校)でも囲碁の指導を始めたことから、暖かくなって小学生もやってくるようになりました。

 今回、立派な額に入った、表彰状をいただきました。(原文はロシア語)

To Mr. Hirota

 We express our gratitude for your taking part in our activities and your help in developing Game Go in the Far East.

We are grateful for all what you have done for our Club. We consider that you are our greatest
leader. We wish you success, health, long life , and optimism.

We invest you with the title of the Master of the Member of our club.

President of Eastern Go Club

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