2008年6月11日水曜日

ウスリースク便り(71)

 O ビザ更新


 きょうは朝8時から5年生の国家試験(ゴス)が行われました。第二外国語の英語と日本語の2科目が同一の教室で行われました。学生の受験席が10人分用意され、入室の際に手渡された口頭試問の準備が出来ると、試験官のところへ行って試験を受けます。口頭試問の準備のための時間は90分です。

 中国語専攻の5名の学生が受験し、5(4名)、3 (1名)、平均(4.6)という結果に終わりました。全員の試験が終わった所で、学部長から学生に成績の発表があり、その後、試験場に用意された、飲み物、軽食、果物などを食べながらの談笑になりました。

 7月3日(木)に帰国が決まり、8月31日まで有効なビザの更新のために、いつウスリースクにくればいいかを聞きに国際部長を訪ねました。今では3週間前に更新の手続きを取ればよかったのですが、
ビザ更新の手続きに関する法律が変更になり、3ヶ月前に更新の手続きを取らなければならなくなった
とのことでした。

 このため、9月の新年度の授業までに、ビザが更新できなくなる可能性が出てきました。国際部では
私のビザの有効期限が8月31日までであることを知っていたわけですから、5月中に手続きを完了するように、連絡すべきであったのを怠っていたのです。それでも決して自分たちの責任を認めようとしないのも、いかにもロシア的ですこのため、第2外国語主任のタチアナ先生と国際部長バトゥークさんとの間で激しい口論が繰り広げられました。

この後、国際部長から、私の帰国日までに、ビザの更新に関しての連絡を待つようにとの指示がありました。この3年間で何回かビザに関する法律が変わっています。不思議なことに、法律が変わっても、以前の手続きと同じ手続きでも通用することが過去にも何度かありました。帰国日まで待たなければビザの更新がどうなるか分からなくなりました。

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