2009年3月12日木曜日
ウスリースク便り(172)
(バスセンター前停留所・今朝は雪どけの水は凍結していました。)
〇 福が逆さになっている理由
中国科の朱先生に会って久しぶりに話をしました。
後期の授業が始まってから、授業へ行く途中で何回か
会ったのですが、いつも挨拶だけでおわっていました。
きょうは、少し時間がとれたので、中国語科の入口
に貼ってある、絵文字の福の字について質問しま
した。
入口の左右に貼ってある絵文字が左側は福になって
いるのに、右側の福の字はさかさまに貼ってあるので
す。先週、ウラジオストクの海洋大学に行ったときにも
同じように福の絵文字がさかさまに貼ってありました。
朱先生は、黒板に福の字が逆さになっているのは、
倒(トウ)で、中国語の同じ発音をあらわす字に
到(トウ)があること書いて示してくれました。
ロシア語の説明はよく分からないところがありまし
たが、どうやら逆さまに倒れている
福も、やがては本当の福に到達する
ようにという縁起かつぎのようです。
漢字と言う媒介があったので、理解しやすかったので
すが、ロシア語だけの説明であったら分からなかったよう
な気がします。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
逆さまの福=倒福 と同じ音の
福が来る=到福 をかけてるみたいですよ。
日本の中華料理店に張ってある福の字も、逆さまになってます。
JUNTAさん
日本の中華料理店に張ってあるのは、知りませんでした。語呂合わせは日本語に限らないのですね。
コメントを投稿