2009年3月23日月曜日

ウスリースク便り(179)

 〇 ウラジオストク

 21日(土)、22日(日)の二日間ウラジオストク
の海洋大学に碁の指導に行ってきました。二週間前
のウラジオストクの海は、全面凍結していました。

 海の上では、氷を割って穴をあけ、釣り糸をたらし
て、公魚のような魚を釣る人たちや、見物人でで、賑
わっていました。


    凍てる海釣り糸垂らす親子ずれ


    寒風に釣りをする人見てる人
   

 碁は『手談』とも言われます。ロシアでも囲碁の用
語はすべて日本語です。「お願いします」に始まり、
「ありがとうございました」まですべて日本語で終わ
ります。


    囲碁倶楽部使う手段は国際語


 4~5日暖かい日が続いたため、海上の氷は7割がた
融けてなくなってしまっていましたが、土・日は気温が
氷点下まで下がり、風速10メートル以上の風が吹いて
いたために体感温度はマイナス20℃近いものになりま
した。

 海上でのつりは、氷が融け始めていて、危険なために
警察から『釣り禁止』の通告があったようですが、今年
も海に落ちて死者がでたそうです。


    水温み釣り師と魚命がけ


 また、凍結した海上を走行していた車が、海に落ちる
事故も毎年起こるそうです。


    氷塊が氷解すると氷海へ
    

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