2008年11月6日木曜日
ウスリースク便り(108)
学内日本語コンテストの司会をする二人のターニヤ
O 授業再開
11月4日(火)が祝日{和解の日・旧10月革命記念日)で
あったために、5日{水)から、5年生の授業が始まりました。
10月は、2年生の唯一の授業が、5年生の教育実習にあてら
れたために、持ち時間0という異例の事態になり、少々暇を
もてあましていました。
最初の授業のためもあってか、全員出席の他に、1年留年
したナターシャさんも、飛び入りで授業に参加して、全部で
6人になりました。
授業は、『みんなの日本語』37課・38課の文法事項の復習、
漢字の読み方の復習と、昨年度の『日本語能力試験4級』の
問題練習を行いました。全員60%以上で合格しました。
このクラスの C.ターニヤさんとK.ターニヤさんは、
この12月に3級の試験を受験することになっていて、現在
試験勉強中ということもあって、95%、93%という正
解率でした。
C.ターニヤさんは、今年10月にウラジオストクで行われた
全ロシア韓国語弁論大会で2位になった学生で、日本語でも
5年生で一番優秀な学生です。
英語も堪能で、一昨年私が英語で行った日本経済の授業で
は、同時通訳をしてくれました。私のほうは授業前日、1時間
くらいかけて準備したものです。
一般に第二外国語で日本語を履修している学生は、英語が
苦手な学生が多いのですが、彼女は、中・高の学校の授業だ
けで、同時通訳が出来るレベルまで達したことがわかりまし
た。
日本語の敬語法は、49課、50課に出てくるため、試験には
未習のまま受験することになるのですが、韓国語と似ている
ので、特に問題は無いといって言っています。
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