2008年11月2日日曜日

ウスリースク便り(107)

 O 小春日和

 過去3年間は、10月の中旬に初雪が20cmくらい
降り、それが凍結して厳しい寒さになっていました。
今年は暖冬で、午後2時の気温が18度まであがりまし
た。

 たまった衣類と寝具を洗濯し、久しぶりにメソジスト
教会に足を運びました。新しくソウルから来た牧師さん
がウスリースク教育大学でロシア語を勉強しています。

 ビザの件で国際部に来ていたときに知り合いになり
ました。英語が話せるので、国際部に英語の話せる職
員がいなかったための苦労話でもりあがりました。

 また、この教会には日本語履修者で卒業生のヴァレ
ンティーナさんがいるので、何回か行ったことがあり
ました。

 ヴァレンティーナさんは、ウスリースク市の奨学金
をもらい、11月3日から3ヶ月間ソウルのコンピュー
ターの学校でコンピューター・デザインを学ぶことに
なりました。

 ウスリースク市からは4名が選ばれたとのことで、
韓国とロシアの交流はとても盛んです。大学で行われ
る、韓国語専攻の学生による文化祭には、韓国系の
会社が資金を援助したり、表彰式にも深くかかわって
います。

 本大学の韓国語科はレベルが高いと聞いていました
が、昨年度はヴァレンティーナさんがシベリア地区の
弁論大会で優勝しました。

 今年は、5年生のターニヤさんが,全ロシアの弁論
大会で2位になり、関係者が大変喜んでいます。

 ターニヤさんは英語も堪能で、私の日本経済の授業
で、同時通訳をしてくれました。日本語も5年生の学
生の中で、飛びぬけて優秀です。

ロシア人の学生には珍しく、復習を毎日していて、前
に学習したことは、殆ど覚えています。書道にも興味
を持っていて、とても良い字を書きます。

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