2008年12月24日水曜日

ウスリースク便り(144)


   (今年も阿南高専の学生の協力をお願いします。)

 〇 帰国

 今日、5年生の二クラスに文法、語彙、聴解、漢字の
試験を行い、採点、評価を終えて、明日帰国することに
なりました。2月1日(日)にウスリースクに戻ります。

 漢字の試験は,『みんなの日本語Ⅱ』の41課~44課ま
での、読みのテストです。
例)この部屋は ちょっと くらいですね。
電気をつけ、ましょう。 (へや) (でんき)

 文法の試験は、42課~45課までです。
例)お酒を ( のみ ) すぎました。 (のみます)
  この コーヒーは (  )すぎます。(こい)

 語彙の試験も42課~45課までです。
例)試験の 前なので 学生は みんな (熱心に) 勉強しています。
  (ねっしんに、やさしく、はやく、みじかく)の中から正しいものを
  選ぶ。
  雪の日は すべり(やすい) です。
  (たい、にくい、やすい、ます)の中から正しいものを選ぶ。

 聴解問題は、特に範囲を決めずに行いました。
例) 先週の土曜日 田中さんの 家へ 遊びに 行きました。
   バスで 30分 かかりました。
 問)いつ 田中さんの 家へ 行きましたか。

 学生は1月にAyako先生の、口頭試問を受けます。試験終了後、希望者は
日本の学生に年賀状を書きました。(6名)また、韓国語履修のウーリヤさんが
私の妻に 韓国語で 年賀状を書いてくれました。

 12月25日(木)~2月1日(日)まで帰国のためブログを休みます。

2008年12月19日金曜日

ウスリースク便り(143)



 〇 補講

 きょう、4年ぶりに正月を日本で迎えるべく、補講を
行いました。5年生の中国語科の学生は、金曜日が論文
執筆日で、休みでしたが、登校してもらいました。

 今年は、12月31日(水)まで授業があります。教務
主任の許可をもらって、13時20分に333教室に行く
とレーナ先生が入ってきました。

 教務主任の許可をもらっていて、ザチョット(合格・不
合格を判定のテスト)を行うことになっているとのこと
です。ここで、どちらに優先権があるか争ってもしょうが
ないので、あっさり時間と教室を譲り待つことにしました。

 補講は、11月30日に自宅で、韓国語科の学生におこ
なったものと同じ内容です。前回は自宅での補講があっさ
り認められたのですが、今回は大学の教室で行うように言
われました。

 中国語専攻の学生は、一人も日本の寿司を食べたことが
ないということで、いつものように、ちらし寿司と巻きず
しを作って食べてもらいました。

 幸い、金曜日は授業が入っていないので、午前中2時間
かけて、準備をし大きなリュックサックと袋に食材をつめ
て、大学に持ち込みました。

 ちらし寿司には、鮭、イクラ、錦糸卵、にんじん、鶏肉
のりをそえて食べてもらいました。また、巻きずしは、学
生一人ひとりに、好きな食材を選んでもらい、巻いてもら
いました。

 ちらし寿司に用いた食材の他に、きゅうり、コーン、ト
マト、ハム、ふりかけ、キャベツなど好きな食材を選んで
巻いてもらいました。7人で2合のちらしずしと3合の巻
きずしを食べつくしました。

 ちなみに、飲み物は、学生が買って持って来てくれた、
オレンジ・ジュースでした。ポットに入れてお茶を持って
行けばよかったのですが、うっかり忘れてしまいました。

 中国語専攻の学生にとっては初めての経験でとても喜ん
でいました。準備は大変でしたが、こういう補講も楽しい
ものです。
 

2008年12月18日木曜日

ウスリースク便り(142)


           (大型スーパーに駐車する車の90%は日本車)

 〇 日本車輸入禁止

 きのうの授業で、ロシアが2009年1月13日から
日本車(右ハンドル車)の輸入禁止に踏み切ることを、
学生から聞きました。また、中古車(5年以内)の税金
も5%値上がりするとのことです。

 ロシア政府は過去3年間、自動車(右ハンドル車)の
輸入を禁止する法案を下院に提出してきましたが、その
つど否決されてきました。

 昨年は、ウラジオストクでこの法案に反対するデモ
を見ましたが、今年も11月中旬に同じようなデモが
あったと聞いています。

 ロシアでは、プーチン首相の出身地であるサンクト・
ぺテルススブルグに外国から多くの自動車工場が進出
してきました。ロシア国内でのメーカーに対する配慮
から、とうとう日本車の輸入禁止に踏み切りました。

 これまでも7年以上経過した中古車を対象に、輸入
関税を引き上げたり、国内の自動車産業保護のため
中古車の解体部品の関税引き上げを行ってきました。

また、公共機関の輸送手段であるバスやバス路線を走
る乗り降り自由のマイクロバスは、だいぶ前に、右ハ
ンドル車の輸入を禁止しました。

 ウラジオストクやウスリースクでは、バスや大型ト
ラックを除けば90%は日本車です。4年前にウスリ
ースクに来たた時に、何台日本車が続くか、数えてみ
たことがあります。30台続いたところで、ばかばか
しいので止めてしまいました。

 ウラジオストクでは、中古車市場関連の職について
いる人が10万に近くいるといわれています。ウスリー
スクでも、豊かな生活を送っている人の中には、中古
自動車の輸入販売にかかわっている人が多いのです。

 インフレ、物価高、ルーブル安、石油価格の下落、
輸出減の中で、日本からの中古自動車輸入販売にかか
わっている人たちの悲鳴が聞こえてきそうです。

2008年12月17日水曜日

ウスリースク便り(141)


            (中国語科3年生による寸劇)

 〇 日本クラブ

 きょうは、ウスリースク市内の高校卒業予定者
に、ウスリースク教育大学に来てもらい、日本語科
の紹介、日本文化の紹介をしました。

 今年度、日本語専攻の学生を募集したのですが、
高校卒業時に課せられた全国統一テストの結果、
(数学・英語)大学への推薦が受けられない学生が
いて、定員に達しませんでした。

 今年度からは、全国統一の入学試験(ロシア語・
英語)が始まり、さらに入学者の減少が予想される
ために、早めに高校生に、日本語科をアピールしよ
うということです。

 参加者は、父母を含めて30名ほどでした。3年
生による『カチカチ山』の上演、スライドによる文
化活動の紹介(書道・日本料理・囲碁・折り紙・ス
ピーチ・コンテスト)と漢字(象形文字)の説明が
ありました。

 最後に、高校生の参加者に、分かりやすい漢字と
いうことで、〔大〕と〔小〕を書いてもらいました。
初めて、筆を持ち、墨をつけて半紙に大きな字を書
くことが面白かったようです。30分の予定が一時
間を越えてしまいました。

 来年度、きょうの日本クラブの参加者の中から、
日本語専攻の学生が現れるといいのですが。

2008年12月15日月曜日

ウスリースク便り(140)


       (ウスリースク市唯一の映画館・ロシア)

 〇 映画とビデオ

 きょう、 7;00の気温 マイナス 8℃
     15;00の気温 マイナス 1℃
 きのう  7;00の気温 マイナス10℃
     15;00の気温 マイナス 2℃ 
 おととい 7;00の気温 マイナス13℃
     15;00の気温 マイナス 5℃

 3日間とも快晴で太陽が出ているのに、気温は
マイナスという典型的な冬型の天気になってきま
した。

 きょうは、午後12時から、ウスリースク市の
唯一の映画館であるロシアで映画を見てきました。
Деньб когда земля остановилась
(邦題・地球が静止する日)というキアヌリーブ
ス主演の今話題の映画です。12時から始まった
時の観客は30人たらずでした。

 料金は日本円で300円で、ロシア語に吹き替
えられたものです。特撮が見せ場になっているよ
うですが、話もこれといって目新しい所も無い、
平凡な作品でした。

 このところブログを休んでいたのは、日本から
送ってもらった、ビデオを見ていて夜遅くなった
ためです。

 中国市場で購入したビデオデッキは、日本、中
国、ロシアのどの国のビデオでも見れるというも
のですが、なかなか作動してくれません。

 一度作動した時に、5本~6本の作品を見てし
まわないと次にいつ見れるか分からないからです。

 この4日間で、『流星の絆』、『ジャッジ』、
『キャットストリート』の3作品、18本分を見
てしまいました。

 桐朋高校バスケットボール部のキャプテンだった
西島秀明君が立派な俳優になっているのに、びっく
りしました。

2008年12月10日水曜日

ウスリースク便り(129)


     (写真左 K.ターニヤ 写真右 C.ターニヤ)

 〇 日本語が勉強できてよかったです

 12月7日{日)にウラジオストクで、日本語能力検定試験が
行われました。ウスリースク教育大学からは3級と4級の受験者
が10名ほどいました。

 試験会場となったウラジオストクの国立極東大学までは2時間
以上かかるので、朝暗いうちに家を出て7;40分発の長距離バ
スに乗らなければならりません。

 試験は15;00ころまでかかりましたから、学生が、ウスリー
スクの家や寮に戻る頃には真っ暗になっていたでしょう。よくで
きなかった学生やマークシートの記入ミスがあった学生は、寒さ
が身にこたえたことと思います。

 私は、2級受験生の監督をしました。受験生は20名で、ただ
一人男子学生がまじっていました。彼は2時限目の聴解試験で致
命的なミスをしました。

 聴解問題は、問題が終わるごとにマークシートに答えをマーク
していかなければなりません。彼は、答えを問題用紙の方に書い
ておいて、問題が終了してから答えをマークをし始めました。

 3題ほどマークし終わった所で制限時間がきてしまいました。
試験終了後、ロシア人の先生のところに来て、答案をマークした
いと言ってきましたが、勿論断られました。

 まれに、4級・3級の試験を受けずに2級から試験を受け始め
る学生がいいて、その中にはとても優秀な学生がいるそうです。
 
 彼が優秀な学生であったかどうかは、わかりませんが、3時限
目の試験は受けないで帰りました。マークシートの練習を一度は
してから受験したいものです。

 1時限目が、文字・語彙(100点)、2時限目が聴解{10
0点)、3時限目が読解・文法{200点)で、60%以上とる
と合格です。かりに聴解問題が0点でも、他の二科目で240点
以上得点できればいいのですが。ショックは大きかったのでしょ
う。

 本校から3級試験に。C.ターニヤさんとK.ターニヤさんの
二人が受験する予定で、6週間一緒に受験勉強をしてきました。
 C.ターニヤさんは過去の問題練習でで2回とも、80%をこ
えていました。全ロシアの大学生の韓国語弁論大会で2位になり
その副賞として、「10日間の旅行」が贈られ、日本語の試験日
と重なってしまいました。

 試験と旅行が重なることは1か月前に分かったそうですが、何
もいわずに、変わらずに受験勉強を続けていました。旅行の2日
前になって、韓国旅行へ出発することを申し出てきました。

 「日本語能力試験が受けられないで、残念ですね。」というと、
彼女の答えは、「ええ、でも日本語がたくさん勉強できて、よかっ
たです。」
というものでした。

 K.ターニヤさんも過去の練習問題では70%を越えていたので
是非合格してほしいと願っています。

2008年12月9日火曜日

ウスリースク便り(128)

 〇 余りにもロシア的な(6)

 きょう、大学に行くと秘書のオルガさんから郵便物が中央郵
便局に届いているので取りに行くようにとのことでした。

 前同僚のKen先生が、日本のテレビドラマと映画を録画した
DVDを送ってくれたのです。

 郵便局に行くと、前に5人の人が並んでいました。郵便物を
受け取る場所は、小荷物を送る場所と同じ所にあります。

 ロシアで荷物を送るときには、郵便局で売っているダンボー
ルの箱を購入して、その場で中身を確認してもらってから梱包
して送らなければなりません。

 送っていいものかどうかを窓口で、チェックするのです。大
きな荷物を送ろうとしていた老婦人は、用紙4枚に必要事項を
書くように言われていました。(同じものを2枚)

 このため、一人最低5分はかかることになります。小荷物を
受け取るのにかかった時間はわずか2分だったのですが、28
分も待たされたことになります。

 以前は、コンピューターに必要事項を入力した後で、ノート
にも同じことを記入していたのですが、今回はノート記入は見ら
れませんでした。一応の進歩と言えるのでしょうか。

2008年12月5日金曜日

ウスリースク便り(127)


           (森も雪化粧)

 O 少子化と大学応募者減

 日本と同様ロシアでも少子化は大きな問題です。
91年のソ連崩壊時には、ロシアの人口は、1億
4900万人から1億4200万に減少しました。
2007年には50万人の人口減少がありました。

 当時のプーチン大統領は、少子化はロシアに
とって最重要の問題と位置づけて、様々な対策を
指示し、その成果もあってか、モスクワではソ連
崩壊後最大数の出生数を記録するなど明るい面も
あらわれてきています。

 3人目の子どもが出産後3年経過した時には、
25万ル-ブル{現在約100万円)を受け取れる
とか、ウリヤノフスク州のように、『愛し合って
子どもを作ろう」という祝日を作り、独立記念日
に出産した夫婦にアパートを贈るなどというのも
話題になりました。

 地方都市での人口減少は著しく、大学への進学
者も毎年減っています。昨年はシュコラの卒業生
に対して、英語と数学の全国統一試験が実施され
、試験の結果によって大学への推薦者が減りまし
た。

 今年度から、大学進学者に対して、ロシア語と
英語の全国統一試験が実施されるそうです。モス
クワのような大都会では小学年の低学年から英語
を実施していますが、ウスリースクのような小都
市のシュコラでは、英語教育は余り盛んではあり
ません。

 このため、今年度は去年よりさらに大学進学者
が減少することが予想されます。その対策の一環
として、17日{水)にシュコラの卒業予定者を
大学に招待して、日本語を専攻しようとする学生
を勧誘することになりました。

 時間が30分と限られているので、書道と茶道
のデモンストレーションを行うことにし、私が、
書道の担当ということになりました。

 その他、弁論大会の暗誦部門の優勝者の紹介や
私が自宅でちらし寿司とのり巻きを作っていると
ころの写真展示を行うことになりました。

 昨日降った雪は20cm位積もり、朝には凍結
していました。これから本格的な寒さを迎えます
が、今年は雪が積もるのが例年より50日近く、
遅かったのでたすかります。

2008年12月4日木曜日

ウスリースク便り(124)


      (雪の中のロシア正教教会)

 〇 余暇 (DVDを見る)

 今朝10時ごろから降りだした雨が午後からは
雪に変わり、夜まで降り続いたために20cm近い
積雪になっています。このままこの雪が凍結して
本格的な寒さがやって来ます。

 スキーやスケートは寒くてとてもやる気になれ
ません。2年前の冬に中国人留学生と一緒に屋外
リンクに連れて行ってもらったことがありました
が、体がすぐに冷え切ってバスの中で震えていた
ことがありました。

 冬の一番の楽しみはDVD鑑賞です。ロシアで
はまだ知的領有権の保護が守られておらず、いわ
ゆる海賊版がDVD店や町の通で売られています。

 今購入したばかりのDVDが2本あります。一
本が550円で映画が8本入っています。半分が
封切られたばかりの新作です。

 先日見たばかりの、Макс пэин や 007の
新作も入っています。007はモーターボートや
最後の格闘の場面など大幅にカットされています
が粗筋はわかります。

 正規のDVD店で売られているものには、シール
が張ってあり、1本2000円~3000円するも
のもあります。

 また海賊版は、外国語の上からロシア語をかぶせ
てあるので聞きにくい所があります。またロシア語
以外の言語は入っていないので英語や日本語で聞く
ことが出来ないため分かりにくいところがあります。

 1本の値段が100円しないのですから、これく
らいのことは覚悟しなければなりません。なおロシ
アでは、映画はすべてロシア語に吹き返られていま
す。




























dvd)

2008年12月3日水曜日

ウスリースク便り(123)

 〇 ルーブル安

 きょう、ウスリースクの銀行に100ドルを持って
ルーブルに換えてもらいに行きました。100ドルが
手数料コミで2700ルーブルになりました。

 今年の7月に帰国する際にルーブルをドルに換え
た時は、2350ルーブルで100ドルでしたから、
ずいぶん安くなりました。

 この銀行は、ウスリースクで唯一円との交換もで
きるという表示があるのですが、いつ行っても円が
置いてあったことはありません。きょうは、100
00円をルーブルに換えると2800ルーブルとい
う表示がありました。

 現在、ロシア経済はインフレ(今年も去年に続き
10%以上の物価上昇率)、原油価格の低下{7月
より30%以上の値下がり}、証券市場の値下がり
(指数RTSで50%以下)という3重苦にあります。

 また、8月上旬のグルジア紛争後、多くの外国資
本がロシア市場を見捨てて海外に流出しました。ロ
シア証券市場の50%から80%が外国資本と言わ
れていましたから、相当な額が引きあげられたよう
です。

 対円では1ドルが95円近くになったドルが、対
ルーブルでは逆に高くなっていることを見ると、い
かにルーブルが安くなっているかがわかります。7
月の帰国の際には、10000円をルーブルに換え
るとわずか2200ルーブルだったのですが、、。

 銀行というのに、両替をするのに、パスポートの
提示を求められることもなく、計算書や領収書の類
も一切ありませんでした。不可解なことがよくある
ロシアでも、銀行が何もださいというのは、初めて
のことでした。

 

 


 

2008年12月1日月曜日

ウスリースク便り(122)


        {雪のウスリースク)

 〇 余りにもロシア的な(5)
        誕生日祝い
 

 早いもので、きょうからもう12月です。
29日(土)の朝に降った雪も、日中の暖か
さで{午後2時現在8℃)ほとんど融けてし
まいました

 きのうは、私の誕生日で女子学生がお祝い
に来てくれました。と言っても、正確には12
月30日の授業の補講ということになります。

 お祝いに、黄色と白の菊の花とお茶と、蜂
蜜を持ってきてくれました。日本では、菊の
花は余り贈り物にはしませんが、ロシアでは
ふつうのことです。

 菊はロシア語で、хризантема フリザン
テーマといいます。英語でchrysanthemum
ですかと言ったらすぐに分かりました。

 メニューは、チラシ寿司とのり巻きでした。
飲み物、野菜、肉、魚、果物、調味料などを
見て{34品目)日本語と一致させる問題をや
りました。

 意外なことに学生にとって、一番難しかった
のは、「ウオッカ」と「とうもろこし」でした。
ウオッカはロシア語と発音が異なることと、と
うもろこしは発音が難しいためのようです。

 今日大学へ行くと、オルガさんから誕生日祝
いということで、封筒をいただきました。中に
110ルーブルの現金が入っていました。

 一昨年までは誕生日カードとプレゼントをも
らってうれしかったものですが、昨年からは
現金にかわりました。(今年は誕生日カードも
はいっていませんでした。)

 日本語と英語の教員が12名いるので、それ
ぞれの誕生日前に100ルーブル集めて誕生日に
現金を贈るのです。

 日本人の感覚では、現金で贈るぐらいなら誕
生日祝いを廃止してしかるべきだと思うのです
が、、、、、、、。

 一昨年教員会議で1時間近く議論して、誕生
日祝いや会合のために毎月100ルーブル集める
ことに決まりました。

 その時、誰が集めるか決めなかったために、
実行にうつされることなく、誕生日や会合の直
前に現金を集めています。

 これまた、余りにもロシア的といえます。