2008年12月17日水曜日

ウスリースク便り(141)


            (中国語科3年生による寸劇)

 〇 日本クラブ

 きょうは、ウスリースク市内の高校卒業予定者
に、ウスリースク教育大学に来てもらい、日本語科
の紹介、日本文化の紹介をしました。

 今年度、日本語専攻の学生を募集したのですが、
高校卒業時に課せられた全国統一テストの結果、
(数学・英語)大学への推薦が受けられない学生が
いて、定員に達しませんでした。

 今年度からは、全国統一の入学試験(ロシア語・
英語)が始まり、さらに入学者の減少が予想される
ために、早めに高校生に、日本語科をアピールしよ
うということです。

 参加者は、父母を含めて30名ほどでした。3年
生による『カチカチ山』の上演、スライドによる文
化活動の紹介(書道・日本料理・囲碁・折り紙・ス
ピーチ・コンテスト)と漢字(象形文字)の説明が
ありました。

 最後に、高校生の参加者に、分かりやすい漢字と
いうことで、〔大〕と〔小〕を書いてもらいました。
初めて、筆を持ち、墨をつけて半紙に大きな字を書
くことが面白かったようです。30分の予定が一時
間を越えてしまいました。

 来年度、きょうの日本クラブの参加者の中から、
日本語専攻の学生が現れるといいのですが。

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