2009年4月24日金曜日

ウスリースク便り(195)

 〇 国際会議

 22日、23日の二日間、ウスリースク国立教育大学
で、国際会議が開かれました。中国、韓国、日本、ロシ
アの大学教員が集まって研究発表を行いました。

 私も、日本語科主任のタチアナ先生から依頼されて、
発表することになりました。 テーマは「日本の俳句』
でした。

 俳句は、15シラブル(5-7-5)からなるなる短
い詩であること、「季語」と「切れ」について説明しま
した。

 日本人の作った俳句の例として、芭蕉と子規の二つの
句を紹介しました。また、インターネットで見た、二人
のアメリカ人(G.HothamとM.Mountain)の英語の俳句
を紹介しました。

 最後に、私がウラジオストクとウスリースクで作った
2つの俳句を、俳句が出来るまでの状況をくわえて説明
しました。俳句の出来はともあれ、ウスリースクで初め
て俳句を紹介したという事実は間違いなく残りました。

 3年生、4年生の日本語履修者が、15名くらい聞い
てくれたので、5月の日本クラブで俳句作りに挑戦して
みます。

 2月のウラジオストクでは、海が全面凍結します。釣
り好きの人たちは、氷に穴を開けて、ワカサギに似た魚
を釣っていました。気温はマイナス20℃、風速10m
の風が吹いていました。

  凍てる海釣り糸垂らす親子ずれ
   on the frozen sea
with a fishing line
father and son

寒風に釣りをする人見てる人
   in the north wind
some fish, others watch
I enjoy both

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