2009年4月4日土曜日

ウスリースク便り(185)

 〇 誕生パーティー

 きのうは、快晴で午後3時には気温が13℃まで
あがりました。半袖にスカートの女性まであらわれ
ました。

 今日は一転して朝から曇り、午前10時の気温は
3℃です。4月の中旬には全館暖房がとまります。
暖房が止まった後でも寒い時には5℃前後ですから
室内は、一年で一番寒い時になります。

 この暖かさでもまだタンポポなどの春の花が咲き
始めないのは、もう一度寒さがやって来るからかも
知れません。

 一昨日、英語科の前副部長のガーリャ先生の65
歳の誕生日のパーティーが行われました。場所は大
学内の学部長の部屋でした。

 私の所属している東洋学部の第二外国語科には、
8人の英語教師〔全てロシア人の女性)と4人の
日本語教師〔日本人2人)計12人が所属してい
ます。

 誕生日前に、お祝いの100ルーブルが集められ
当日の朝、お祝いとして本人に手渡されます。日本
人の感覚では、お祝いとしてお金を渡すだけなら、
お金を集めるのはやめたほうがいいと思うのですが。

 誕生日ぱパーティーを行うのには、誕生日を祝わ
れる人がお金を出して場所を用意する必要がありま
す。現学部長は、ガーリヤ先生の実の息子なので、
学部長室が使いやすかったようです。

 時間は、4時限目の始まる13時20分からでし
た。ドアには学生入室禁止の張り紙がしてあり、緊
急の用があるときは、秘書に申し出るように書いて
ありました。

 部屋には、シャンペン、ウォッカ、ジュースの飲
み物の他、スーパーで買ってきた、ハム、ソーセー
ジ、鶏肉、トマト、きゅうり、レタス、パン、ケー
キなどが用意されていました。

 ガーリャ先生の誕生日は3月30日だそうですが、
2年前に亡くなられた前学部長を偲ぶ会と誕生日の
パーティーを同時に開いたとのことでした。

 会が40分ほど経過すると、食べ物もだんだん少
なくなり、15人ほどいた人たちも、部屋から出て
行ってしまい、室内には5人しか残っていませんで
した。

 ガーリャ先生に引き止められ、残ったシャンペンを
しこたま飲まされ、家につくと、すぐにベッドに直行。
この日は、夕食を取らずに朝まで寝てしまいました。
 
 

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