2009年2月26日木曜日

ウスリースク便り(163)

 〇 ロシアの常識(4) 非効率

 きのうの授業でDVDを見ようとしたら電池切れ
のため、ビデオからの切り替えがうまくできずに
見られませんでした。

 英語科、日本語科の秘書のオリガさんに電池の
交換を申し出たところ、月曜日にならなければ、
交換できないと言われました。

 きょうの授業で、どうしても、会話の部分を
見せたかったので、自分の電池を家から持って
いってつかいました。

 2月の2週目にトイレを使用して、流すと水も
れが始まりました。水曜日に修理を申し出て、来
てくれたのが翌週の火曜日でした。

 修理時間は、バルブの交換だけだったので10分
で終わりましたが、修理工が2人でやってきました。
場所も狭いためもあるのか、1人が修理にかかり、
もう一人は工具と部品を手渡すだけでした。

 去年、電気会社が、電気のメーターを交換しに来
た時は3人でやってきました。実際に作業をする人
は、1人でしたが、それに指示を与える人と、メー
ター交換を確認してもらい文書にサインをもらう人
が別にいました。

 去年は、浴室のお湯の蛇口がよく閉まらなくなり
お湯が少しずつ漏るためバルブの交換をしてもらい
ました。この時もバルブの交換に2人でやってきま
した。

 作業自体は、簡単なものなので、一人で十分に修
理や、部品交換が可能なものでも、必ず複数でやって
来ます。一人が仕事をし、もう一人が補助てきなこと
をします(上司のように見えます)が、仕事の監督の
意味もあるようです。

 いままで、家に一人で来て、作業を行ったのは、イ
ンターネットのモデムを交換しに来たコンピューター
の技師だけでした。

 一人で来て、一人で修理や部品交換をするように、
作業工程のシステムをかえれば、短期間で終でるこ
とができるように思えるのですが、、、、、、。

 街の道路工事や、水道工事を見ていると、実際に
作業にかかわっている人と同じだけのひとが、作業
を見守っている場面に出くわすことが多いです。

 

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