2008年9月3日水曜日

ウスリースク便り(90)


 O 教科書販売

 9月1日(月)に、小・中・高の新学期が始まるので教科書が
販売されています。日本では、教科書を扱う書店が決められてい
て、指定した日に一括して持ってきてくれます。

 ウスリースクでは、8月の24日から、中央郵便局のアル広場
に30店以上の屋台が出て、教科書、文房具、カバンなどを売っ
ていました。

 売り子は、名札を胸につけて販売していて、広場で教科書や
文房具を売るのに許可がいるようです。小学校の低学年には、
保護者が付き添ってきていて、メモを見ながら教科書を購入し
ていました。{ロシアでは教科書は無償ではないようです。)

 わたしも、小学校1年生の、算数と国語{ロシア語)の教科書
を購入してみました。算数の教科書はNo.1が32ページ、No.2
が48ページに分かれていて図や絵がたくさん入っている楽しい
教科書です。

 No.1では、1~10までの数の概念と足し算、引き算を扱って
います。驚いたのは、12ページ目に不等号の概念がでてくるこ
とです。 5>2 1>4 3<2+2 などの練習をしてから、
4+2 7  7-2 4  9-1 7 の不等号の向きを考え
させています。 日本の小学校では小学校1年生では扱わないよう
な気がしますが、どうでしょうか。

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