2008年9月4日木曜日

ウスリースク便り(91)



 O 国語教科書

 (写真は、ウスリースクの春と冬にとったものです。)

 国語の教科書の1ページ目は、雪に閉ざされた数軒の家の
絵が描かれていて、煙突からは煙がでています。川も凍結
していて、その上に雪がつもっています。

 もう1枚はの絵は、雪がとけて川が流れていて、地肌が
見えていますが、残雪も少し見られます。2枚の絵の下に
季節と月の名前が書かれていて、それを読むことから始ま
ります。

 ЭИМА ( декабрь январь февраль )

ВЕСНА ( март апрель май )

ロシア語の月の名は小文字ではじまります。上から順に
冬 (12月 1月 2月) 春 {3月 4月 5月)です。
英語と似ている部分が多く覚えやすいですが、季節は
スラブ語特有の言い方のようです。

 ウスリースクに暮らしている感覚からすると、冬は、
11月、12月、1月、2月、3月で、春が 4月、5月、6月
中旬といったところです。
 
 

2008年9月3日水曜日

ウスリースク便り(90)


 O 教科書販売

 9月1日(月)に、小・中・高の新学期が始まるので教科書が
販売されています。日本では、教科書を扱う書店が決められてい
て、指定した日に一括して持ってきてくれます。

 ウスリースクでは、8月の24日から、中央郵便局のアル広場
に30店以上の屋台が出て、教科書、文房具、カバンなどを売っ
ていました。

 売り子は、名札を胸につけて販売していて、広場で教科書や
文房具を売るのに許可がいるようです。小学校の低学年には、
保護者が付き添ってきていて、メモを見ながら教科書を購入し
ていました。{ロシアでは教科書は無償ではないようです。)

 わたしも、小学校1年生の、算数と国語{ロシア語)の教科書
を購入してみました。算数の教科書はNo.1が32ページ、No.2
が48ページに分かれていて図や絵がたくさん入っている楽しい
教科書です。

 No.1では、1~10までの数の概念と足し算、引き算を扱って
います。驚いたのは、12ページ目に不等号の概念がでてくるこ
とです。 5>2 1>4 3<2+2 などの練習をしてから、
4+2 7  7-2 4  9-1 7 の不等号の向きを考え
させています。 日本の小学校では小学校1年生では扱わないよう
な気がしますが、どうでしょうか。

2008年9月2日火曜日

ウスリースク便り(89)


 O ただ今校舎改築中

 1日に大学の授業が始まったのに、2階から4階
部分の階段と廊下とトイレの改築工事が行われてい
ます。

 本来31日までに改築工事が終わっているはずな
のですが、壁の塗装と階段の工事が行われていて、
2つある階段のうち1つだけしか使用できないでい
ます。

 10分間の休み時間に1つの階段で学生が移動す
るために非常に混雑して不便なのですが、何より
困るのは2階の男子用トイレが工事のため使用で
きないことです。

 30メートルほど離れた他学部の男子用トイレも
改築中で使用できず、結局近所の有料トイレで(8
ルーブル・40円)用をすませました。

 加齢とともにトイレへ行く回数が増えているので
早くトイレが完成しないと1日の出費だけでもばか
になりません。

 ロシアの主要な輸出品である兵器が複数の国から
契約を解除されことがニュースで取り上げられてい
ました。

 契約解除の主要な理由として、ロシアの兵器産業
が兵器の納入期限を遵守しないことがあげられてい
ました。

 ロシアで生活していると、教員や学生の契約や約
束に関する意識が希薄で、こちらの期待を裏切られ
ることがしばしばります。

2008年9月1日月曜日

ウスリースク便り(88)

 O 新学期始まる

 きょう9月1日(月)にウスリースクでは小学校から
大学まで新学期を迎えました。

 小学校の生徒は盛装し、花を持って登校し、担任に
花をプレゼントします。街中で、頭にリボンをつけて
花を持った女の子を見かけました。とても良い光景
です。

 ウスリースク国立教育大学でも1日から、2年生、
4年生は授業が始まると聞いていたので、金曜日に
時間割をチェックに行きました。

 教務主任のスベータさんのところへ行くと、1日の
時間割はできたが、変更の可能性もあり、時間割は
日曜日に最終決定するという返事をもらいました。

 日本であれば、時間割や年間スケジュールは6月か
遅くとも夏休みに入る前に決定しているのが当然です。

 ロシアでは、時間割や年間授業計画、持ち時間表
なども出来ていないくても驚いてはいけません。結局
31日(日)の夜に教務主任宅に電話して確認でき
ました。

 2年生{韓国語専攻クラス)の授業がありました。
初めて持つクラスだったので、私が、まず日本語で
自己紹介をし、そのあとで、学生にも日本語で自己
紹介をしてもらいました。

 このクラスは学生数が6名で、この大学では珍し
く、男子学生が4名と女子学生より多いクラスです。

 出席者は4名と少人数だったので、数多くの練習
問題を復習できました。週1回の授業なので、宿題
を多く課したのですが、来週までにやってきてくれ
るか心配です。

2008年8月29日金曜日

ウスリースク便り(87)

 O 蛇口修理

 6月から、浴室のボイラーの蛇口から少し
お湯が漏れていました。夏休み中も修理をし
てもらえなかったので、再度国際部長に依頼
にいきました。

 施設係に依頼するのを忘れていたらしく、
すぐに学生寮の1階にある施設係主任のとこ
ろへ連れて行ってくれました。

 係主任に蛇口(клан クラン)からお湯が
でていることをジェスチャー入りで説明し、
了解してもらいました。

 ロシア語のクランは、オランダ語のカラン
からきているようで、温泉や銭湯の大きな
蛇口を日本でもカランと呼んでいます。

 今から、すぐに修理にむかうので、駐車場
で待つように言われました。駐車場で待って
いるとスクールバスが迎えに来ました。バス
の運転手の他に50代の施設係の人と20代
の若者が乗っていました。

 大学からバスで10分の所にある、我が家
まで案内しました。修理は蛇口のパッキンの
部分の部品を交換するだけで15分程度の作業
で終わりました。

 日本であれば、修理係りの人が車を運転し
て一人でやって来て、一人で直して帰ってい
くことでしょう。

 ロシアではこの作業を3人で行っているの
です。50代の係りの人は、必要な用具や部
品を手渡すだけで、実際の作業は20代の人
が全て行いました。

 ソ連時代からの慣習からか、それぞれの仕
事の分担が決まっていて、それぞれの仕事の
領域には踏み込まないようです。

 このような非効率な組織や制度がロシアの
大学には、今も残っていることを感じること
が多くあります。



 

2008年8月28日木曜日

ウスリースク便り(86)

 O ブログ再開
 ワーキングビザ取得のため、14日(木)にウスリースクに来ました。
18日(月)に滞在登録(レギストラーツィア)を済ませ、20日(水)
に非エイズ検査証明書、写真を用意して申請してもらいました。

 25日(月)にワーキングビザを受け取ると、10月31日(金)まで
の2ヶ月間の延長が認められただけでした。旧ビザに延長期間がかかれ
スタンプが押されただけのものでした。

 2ヶ月の延長であれば、非エイズ検査証明書も写真6枚も必要なかった
はずです。

 ウラジオストクの日本語教師に対するビザ発行も遅れているそうです。
早い人で9月中旬、遅い人は11月になってからの赴任になるそうです。

 今年の4月に法律が変わり、ワーキングビザの更新をモスクワで一括
して行うことになったのと、ワーキングビザの総発行数に規制をかけて
いるためということで、私のビザも11月以降更新されるのか心配に
なってきました。

 当地では、8月の中旬から涼しい日が続いていて、午前7時と午後7時
の気温が20度前後です。日中は30℃を越す日もありますが、この
1週間は25℃前後で、湿度が低いこともあって木陰に入るとさわやか
な風が吹いてきて、とても心地よく感じます。

 10月までは滞在延長が認められたので、またブログを続けて書こう
と思っています。